CT検査について
当院では、医療機器整備の一環として、
最新型16列全身用コンピュータ断層撮影装置(GEヘルスケア製 Brivo CT385)を設置しています。
新しい設備を整え、これからも人にやさしい医療を目指し
患者さまの不安を少しでも軽く、健康維持のお手伝いをしてまいります。
16列全身用コンピュータ断層撮影装置 Brivo CT385
マルチスライスCTスキャナシステム

無理な体勢を極力少なく
息止め時間の負担をより短く
より短時間でより制度の高い検査が行えるようになりました。
コンパクトな撮影機構部(ガントリー)で撮影時の圧迫感を和らげたほか、撮影時の細かな位置決めを不要にして患者様の負担を軽減します。従来のCTと比べて撮影時間の大幅な短縮が可能となり、一度の検査で様々な角度から高精細かつスピーディーな広範囲撮影を可能にする優れた撮像機能も有します。
また、最新被ばく低減技術を用いており安心して検査が受けられます。
撮影条件の厳しい患者様においても安心して検査を受けていただけます。
16列全身用コンピュータ断層撮影装置 Brivo CT385 臨床画像例
CT検査についてのお願い
この検査は痛みなどはありません。検査を受けられる方は、ベッドの上で静かに横になってください。
なおご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
低線量肺がんCT検診について
佐々木クリニックでは新たに肺がんCT検診を始めます(2014年8月~)
~肺がんは早期発見が重要!!~
一般に行われてきた胸部レントゲン写真による検診で発見された場合、5年生存率はほぼ40%、CTを用いた検診で早期発見された場合、5年生存率80%以上というデータが示されています。
当院では「低線量CT肺がん検診」をはじめます。
喫煙者は毎年、非喫煙者は2年に1回はCT健診を受けることをおすすめ致します。
※撮影範囲は肺領域だけでなく腹部も含みます。腹部領域の疾病診断にも有効です。
※別紙、同意書ご参照ください。
また、現在も喫煙を続けている方は、肺がんの危険性を減少させるには検診よりも禁煙を第一に優先されることをおすすめします。
注意事項
- 妊娠中の方は検査できません。また妊娠の可能性がある方は検査できない場合があります。
- 撮影の際は、ネックレスや腕時計など、貴金属類は外してください。
- ステントやペースメーカーなど、金属を使った治療をされている方は事前にお知らせください。
- 検査前の食事の制限などはありません。
診断は当院の放射線科医師と呼吸器科専門医師による画像のダブルチェックにて判定し、10日前後で結果書を郵送します。結果に異常が認められた方は、精密検査が必要となりますので、ご連絡させていただきますので、再度診察にお越しください。その際は保険診療となります。